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10年の歳月
10歳のお誕生日おめでとう。私が子を産んでから10年が経った。思い起こせば、色々なことがあったこの10年だったが、10年というのはひとつの節目の年だろう。幼かったKAZも10代の少年になり、思春期に突入する。10歳まではゆっくりゆっくり育ってきたような感覚を受けるが、これから成人するまでの10年は、恐らくとても短く感じられるのではないだろうか。

中学、高校、大学・・・私は彼の未来をたびたび想像する。自由な環境のもと、学友たちと良き青春を過ごす彼の姿を思うと、わくわくする。そして、社会の役に立つ立派な青年に成長したKAZ。中高時代は人格形成に最も影響があるとされる時期。学校選びとしては、暴力教師のいない学校が基本中の基本。それなのに・・・。これだけ体罰が社会問題化されていて、近所の公立中学校にはまだ、このような暴力教師が存在するというではないか。それどころか小学校にも・・・

私は時々、私立中学の校長先生方の講話を聴きにいくのだが、皆さん立派な教育理念をお持ちで、体罰も許さないとはっきり仰っている。もちろん、公立中学の校長先生も体罰は許していないんだろうし、私立でも暴力があるところもあるかもしれないけれど。

KAZも、あと半年後には小学5年生になる。先日、塾の保護者会ではっきり言われたのだが、実はこの「5年生」がヤマ場なのだそうだ。5年生で塾をやめる、あるいは受験そのものをやめてしまうお子さんも少なくないらしい。「これを乗り越えられるかどうかなんです!」と熱く語る塾長。うちは乗り越えられるだろうか?
10代になったKAZの試練はまだまだこれからだ。
# by o-chuck | 2013-10-01 10:56
今年の夏も忙しかった
忙しかった夏期講習が終わり、残り少ない夏休みを自宅でのんびり過ごしている私たち。塾の課題で忙しく、学校の宿題は二日前にやっと終えたばかりである。やれやれ。それでも忙しい合間をぬって、ディズニーシーやナンジャタウン、東京ドームシティに遊びに行ったり、長野県のある森で、ペルセウス座流星群の観測も行った。

またKAZは、ラジオ体操も全日出席した。おじいちゃんは半分、私は一日だけ出席した。近頃は、全部出席する子どもは非常に少なく、一日も参加しない子どももいるほどだから、KAZは真面目だなあと思う。しかし、実は夏期講習は1日だけ欠席した。なんと、手足口病にかかってしまったのだ。この病気はインフルエンザと違い、熱が下がればすぐに登校してもよい。そのため、長期欠席とはならなかったのがよかった。

今年の夏も、KAZは一生懸命勉強を頑張った。世の中には、これだけ勉強を頑張る子がいる。うかうかしていたら、教育格差が広がるんじゃないかな?
# by o-chuck | 2013-08-29 17:36
成績も山あり谷あり
現在の下位クラスは上位クラスとは違う講師陣になり、授業の雰囲気も変わってしまった。下位クラスに落ちてしまったKAZは、「新しい先生は面白くていいんだけど・・・ちょっと物足りない。」と言う。今までいた上位クラスとは異なり、小テストで悪い点を取っても先生は、「いいんだよ。次、頑張れば。」と言うだけで、平均点は発表せず、ユル~イのだそうだ。

そりゃそうだろうと思う。大人だったら、下位クラスにユルさが漂うのはある程度予測できるが、子どもはそうは思わなかったようだ。本人いわく、聞いてがっかりするかもしれないけれど、平均点は聞きたいのだそうだ。そして、切磋琢磨できるライバルが欲しいが、下位クラスにはいないという。「いつも僕が一番早く問題を解くんだよ。」と話す彼の表情は決してうれしそうではない。

「つまらない。」、KAZはいつしかそうボヤくようになった。つまり、ここは、自分の能力を十分に発揮できるクラスではないということか。そんな中、先日ついに迎えたクラス分けテスト。成績によって、一気に上がるチャンスもあれば、一気に下がる可能性もある、ドキドキのテスト。

正直なところ、私はKAZが、またトップクラスに戻れるとは思っていなかった。低学年ではトップでいられたが、高学年は一筋縄ではいかないと思っていた。なんとそれがだ。ひとつかふたつ、クラスが上がれば十分・・・と思っていたのに、まさかまさかの高得点!偏差値も久しぶりに60点を越えた。

そして、見事トップクラスに返り咲き。まさに飛び級だ。わが子ながら、なんと素晴らしいことか。とはいっても油断は禁物。でも、これで自信が持てた。KAZは高学年になっても大丈夫。素質がある。これから超難関校を目指す。やはり、彼の能力を、地元の公立中学で埋もれさせてはいけない。親として、彼に素晴らしい教育の場を与えよう。
# by o-chuck | 2013-07-17 13:41
世論調査の調査員
先日、私に「世論調査にご協力ください。」と調査員の方が来られた。その調査員が何とも世間話が好きな方で、聞いてもいないのに、「あちらのお宅の奥様も選ばれて答えてもらったんです。ご主人も以前、選ばれたことがあるんですよ。」という。更に、「ねえ、ご存じ?その奥様のお腹の赤ちゃん、女の子なんだって。」と、他人の子どもの性別まで教えてくれるのだ。

まったく・・・ご近所の子供の性別を、なんで会ったばかりの調査員から聞かされるのか。しかも、「お宅は男の子?やっぱり女の子が欲しい?」と聞く。いったい何の調査なのか。私が「息子がかわいいから、特に女の子は欲しくはありません。」ときっぱり答えると、調査員は「あら、そう?」
そうだ、男の子でも女の子でも、かわいいものはかわいいのだ。

「うちの娘は男の子が2人いるんだけど、女の子が欲しいと言ってるの。でも、次も男の子だったら・・・って躊躇してるみたい。ほら、男の子3人って大変でしょう?」と、調査員は尚も続ける。確かに、世の中にはそういう方もいらっしゃるだろう。「女の子が欲しいのに男の子ばっかりで・・・」やその逆も。しかし、私が思うに、男の子だって十分かわいい。

いや、もっと言えば、「~~だからかわいい」のではなく、KAZはかわいい。実のところ、私にだってわからない。自分の子だからかわいいのか、男の子だからかわいいのか。そんなのわからないけれど、別にわからなくてもいいではないか。とにかく、私たち夫婦はKAZがかわいくてしょうがないから、他に子どもが欲しいかと聞かれても、「欲しくない。」と答えるのだ。

調査員は、「お宅のお子さんはご両親に愛されているのねえ。それが一番よ。娘には、両親に愛されて育った男性と結婚しなさいって言ってるの。お子さん、素直にまっすぐ育っているでしょ?それが一番よ、本当。」と言いながら帰って行った。
もちろん、ちゃんと本来の調査もしてから。
# by o-chuck | 2013-06-27 13:12
どうすればいいのかな
4年生になって、KAZの成績がどんどん落ちていき、先日、ついに下から数えた方が早いクラスになってしまった。私は、これはどうしたものかと毎日頭を抱えている。算数はまあまあいい。国語はちょっと・・・理科はよくないなあ。社会なんてもう最悪。こんな具合で、4教科合計はかなり低い結果となってしまった。

最近、KAZの同級生たちも塾に行き始めているからか、母親同士の集まりになると、話題は成績や高校進学の話になってくる。「中学では、校内で20位以内に入ったら、県内のトップ3の高校に入れるらしい。」、そんな話を耳にすると、20位以内に入るのって大変そうだなと思った。

KAZなんて下位クラスだもんなあ。息子は賢いなんて、これから先、口が裂けても言えないなあ・・・


「私立(中学)狙いじゃないの~?」と、あるママが、子どもを塾に行かせているママに言った。そのママは、「ええ~、そんな全然!」と大げさに否定していた。何だか腹の探り合いみたいに感じた私は、矛先がこちらに向かう前に失礼することにした。最近は子ども同士でも、「おまえ、受験するの?」と聞いてくる世の中だ。それだけ、中学受験が多いということなのだろう。しかし、ここら近所ではまだ、中学受験組は異質なのかもしれない。

それにしてもだ。茶化すように、「私立狙いじゃないの~?」と言われたら、少し不愉快に感じる。私は真剣に子どもの将来を考え、受験を真面目にとらえている。実は、明日も来週も、塾主催の学校説明会に一人で参加する予定だ。どこの学校がKAZに最も適しているか?憧れに近い目標校はあるが、現実に目を向け、塾の先生と面談を重ねて希望校を探していく。
# by o-chuck | 2013-06-21 11:37