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作文力(文章力)を考える
先日、大阪府に住んでいる小学生の親御さんと話す機会があった。その方から聞いたのだが、関西には「あのね帳」というネーミングの小学1年生用の作文ノートが売られているらしい。「え?何?それ?知らない。そんなの、関東には売ってないよ!見たことがないし!」と、驚きまくる私。まさか同じ日本国内で、地方によって市販されていないノートがあろうとは夢にも思わなかったのだ。

「それ、どこででも買えるの?」と聞くと、普通にスーパーで売っていると言うではないか。私だって小学生の子を持つ親。大体どこの会社がどんなノートを販売しているか知っているし、文具コーナーで各種ノートを手に取り、どれにしようかと品定めをしている。

それなのに!私は「あのね帳」なるものを見たことがない!きっと、私だけ知らないということはないだろうから、恐らく関東では売られていないノートだろう。あのね帳をご存じない方のために簡単に説明すると、あのね帳とはいわゆる小学1年生用の作文ノートのことであり、「せんせい、あのね・・・」という書き出しで始まることから、「あのね帳」と呼ばれるそうだ。普通に文房具店やスーパーで手に入るらしい。

「1年生の時は宿題であのね帳が出たんだけど、最近は作文の宿題がないんだよね。」と、その方が話してくれた。そういえば、KAZが通う公立小学校も作文の宿題などなく、たまに日記を書くという宿題が出る程度だ。授業では作文の書き方の指導があったらしいが。先生も児童の作文を添削するのが面倒なんだろう。実際、先日の懇談会で、「私はあまり宿題を出さない。見るのが面倒。ふふ、本音(笑)」などと、保護者の前で堂々と言い切ってしまう先生だからだ。

実は昨夜も、「毎日練習!九九プリント」に保護者の判を押しているとき、並んでいる先生の判がみんな横向きに押してあるので、「これ、なんで先生の判は全部横向きなんだろうねえ?」と、夫に意見を求めたばかりなのである。不思議なことに、縦一列に並んだ先生の判はみんなきれいに右横を向いていた。

「これは意図的に押したんだ。じゃないと、こんなきれいに横向きには押せない。恐らく、予め机の上にいっぱいプリントを置いておき、ポンポンポンと押しまくったんだろう。」と夫が言っていた。答えは永久にわからないが、意図的に横向きに判を押しているのは事実だろう。先生はいったいどのようにして、プリントに判を押しているのだろうか?今年最後の謎である。

そんな感じなので、学校任せでは到底作文力が身につくわけもなく・・・

KAZの場合、学校外で養成されている作文力(文章力)なのだ。塾の国語の授業では、文章問題を毎回たくさんやるし、月に一度は題材が与えられた作文を提出する。塾には作文を専門に見る先生が別にいて、丁寧に添削して返してくれる。通信教育では、毎月提出する添削問題に先生へのおたより欄があるので、短文ながらも必ず書いている。更に、理科実験教室の実験レポートもきっちり書いて毎回提出している。

・・・とこのように、普段からKAZは、とにかくたくさんの文章を書いている。今年の夏休みは400字詰め原稿用紙2枚の読書感想文も書いた。あれは大作だった。残念ながら入賞は逃したけれども、大変良い経験になったし、参加賞にボールペンも頂いた。そんな努力の甲斐あってか、KAZはクラスでも一番の文章力を誇る。

先日、授業参観で「創作話の発表会」が行われた。子どもたちが自分でお話(紙芝居)を創作したのだが、他の子どもたちのお話はみんな短いのに、KAZはやたら長い。お話を聞いていた子どもたちから、「長いよー!」とブーイングが出ても、「最後まで読みたい!」とKAZはブーイングをはねのけた。

お話の発表は1人2話だったが、先生に2つめは短いのにしてと言われたといって、2話目は非常に短かった。その後に行われた懇談会でも、先生はそのことに触れた。「ご覧頂いたように文章力に差が出ています。長い子は何枚もお話が書けるんですが・・・」と話されたので、「あ、KAZのことを言っている!」と私はすぐわかった。

内容の出来は別にして、KAZが長文を書けるのは当たり前といえば当たり前なのだ。普段たくさんの文章量をこなしているんだから。
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by o-chuck | 2011-11-16 12:13


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