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低学年で学力に差がつくスピード性
KAZが最上位クラスに入ってから数日が経過したが、クラスが変わったからといって別段何の変化もない。どうやら「低学年のうちはどこのクラスでも同じ。」と塾の先生が話していたとおりのようだ。塾では、2月が新学年スタートなので、3年生になったKAZを考えるようになった。3年生になると、曜日も授業時間も変わり、理科や社会の授業も始まる。秋には初めての全国模試を受けることにもなる。

塾では算数も国語も、学校より高度なものをやっている。最初は慣れるのに大変だったが、最近はそうでもないようだ。例えば算数の場合。難しいといえば難しいのだが、少し目線を変えただけで、やっていることは基本だ。現段階では受験に向けての基礎作り、土台作りといったところか。地盤をしっかり固めている最中の、まだ何も建てていない建設現場のようだ。

国語に関してもだんだん実力がついてきた実感がある。長い話を読んで問題を解くのにも慣れてきたのか、問題を解くスピードが以前より速くなってきた。それは算数にもいえることで、結果、学力向上につながっている。やはり、長時間かけてすればいいってものでもなさそうだ。スピードも重要である。

スピードといえば、九九を覚えた先着5名は、「九九の先生」になれるのだと学校から帰宅したKAZから聞いた。それぞれの段をいち早く覚えた先着5名の児童らは、まだ覚えていない児童らの先生となって、九九練習を聞いてやるのだそうだ。KAZはその先着5名に必ず入るのだと奮闘し、何とか2と5と3の段の「先生」になったと喜んでいる。

このように九九ひとつにしても、誰よりも早く覚えるという意識も大切なのではないかと思う。みんなが覚えてしまった後では、誰が先着5名に入ったかなどどうでもよくなり、「覚えた」か「覚えていない」の問題だけになるだろうと思う。しかし、この先着5名の者たちは今後、成績上位者になっていく可能性は高いと思われる。もしかすると、中学受験組に発展するかもしれない。

まだ、誰もが解けて当たり前といった低学年のうちは、時間を意識して問題を解く訓練をすべきだ。その差が今後大きな差になっていくだろう。少なくとも、中学受験を志す者たちには言えることだと思う。
by o-chuck | 2011-11-29 11:26


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