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子ども同士の友情
「クラス替えをすると、必ず一人ぐらいは意地悪をする子がいるんだよね。」と、先輩ママに言われ、そういうものなのかもしれない・・・と思う。実は、ここ最近、KAZがいじめられた。先生は、児童同士のトラブルだのいたずらだのと言い方をし、いじめとはなかなか言わない。だが、私ははっきり「いじめ」という強い言葉を口にした。

KAZは持ち物を2~3回隠されたり、3階から筆箱を落とされたり、首をつねられたりと、もう色々嫌がらせを受けた。極めつけは、そのことを先生や親には言うなと脅すのである。おかげで、KAZは学校生活に強い不安を持つようになり、安心して学校に行けなくなってしまったのだ!「お母さん、昼休みに教室で見守っていて。。」と訴えるKAZを放っておけるわけがない。

そこで、まずは相手の情報収集ということで、先生に色々つっこんで聞くことにした。「相手の親は自分の子がいじめをしていることを知っているのか?」、「相手の子はいったいどんな子なのか?低学年の頃の様子を教えて欲しい。」、「参観日の時、相手の子は授業中ずっと後ろを向いていたが、普段からあんな感じなのか?」などなど、電話で先生と色々話をしているうちに、先生もいじめを認める発言をした。

「彼は低学年の頃も、弱いものいじめをしていた。申し訳ない。」

やっぱりな・・・そういう子なのだ。KAZの話によると、その子は、他の児童からも嫌がられているようである。その後、相手の母親から謝罪の電話があった。KAZとその子は席が非常に近かったのだが、先生はKAZだけ席を替え、二人を遠ざけるという対応をした。クラス中にわかる、あからさまな対応だが。。

そして、先生は言った。「KAZ君と仲の良いA君が、自分がKAZを守ってやると言ってくれています。KAZが先生に言えないのなら、自分が先生にすぐ言いに行ってやるよと。」 私はそれを聞いてすごく嬉しくなり、早速A君のお宅に電話をして感謝の言葉を述べた。「A君は強くて思いやりのあるお子さんですね。本当に感謝しています。ありがとうございます。」と。

こうして温かい友情に支えられ、KAZはまた安心して学校に行けるようになった。
by o-chuck | 2012-06-15 17:47


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