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大連のバス
大連のバスはいつも込んでいます。実際に体験したことはないけれど、朝のラッシュは特にすごいらしい。ラッシュアワーでなくても、大連に来たばかりの頃は、あまりの混雑ぶりに目的地で降りれなかったことがあります。それ以降は、しばらくバスは控えていたのですが、最近になって再びバスを利用するようになりました。

それは、時間やバスによって、比較的すいているバスもあるということがわかってきたからです。赤ちゃん連れなので、比較的乗れそうなバスが来るまで何台か見送ったり、始発のバス停まで歩いたりしています。また、終点まで乗って、そこから歩いて移動するなどして、最近は色々工夫しています。

バスの料金は1~2元で、慣れてしまえばバスはとても便利です。しかし、日本のように降車ボタンがない為、バスが走行中に後方のドアまで行き、「次のバス停で降りるよ。」という意思表示をしなければいけません。バスが走行中に赤ちゃんを抱いて移動するのは非常に危険なので、夫が先に移動してバスが止まってから、私がKAZを抱いてゆっくり降りるようにしています。

このように、赤ちゃん連れでも何とか乗車できますが、これには大連の人たちの協力が不可欠なのです。大連人は、赤ちゃん連れには非常に親切です。これは常に感じるし、本当にありがたいことだと日々感謝しています。私たちがバスでも電車でも、KAZを抱いて乗車すれば、必ず席を譲ってくれます。乗車すればすぐに、スッと自然に席を譲ってくれます。

日本人なら、すぐにスッとは替わってくれません。「どうしよう?」と躊躇してしまい、なかなか「どうぞ。」と言えないものです。残念ながら、寝たふりや気づかないふりをする人たちも大勢います。しかし、大連人は躊躇する間もなく、ごく自然に譲ってくれます。「誰か替わるだろう。」などど考えもせず、私たちが乗車した瞬間にスッと立ち上がります。

席を譲ってもらわないと、赤ちゃん連れでは決してバスには乗れません。
日本の皆さんも、お年寄りや身体の不自由な方、妊婦さんや赤ちゃん連れの方には、どうか積極的に席を譲ってあげて下さい。
いつか、あなたが当事者になった時も、「譲って欲しい。」と切に思いますよ。
by o-chuck | 2004-08-24 12:24 | 交通事情


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