トップイメージ
カテゴリ:一般社会( 13 )
アニメで学ぶ、日中教育の違い

興味のない人だったら、中国のニュースは見ても、アニメなんてまず見ないだろう。私も特に、アニメに興味があるわけではないが、子供がいるので、中国で放映されているアニメを幾つか見ている。この子供向けのアニメで、欧米や日本とは異なる教育を知ることができる。例を挙げると、クリスマスに対する考え方だ。
「サンタクロースはいないんだよ。」

リビングから、こんなセリフが聞こえてきた。夫が、「中国のアニメで、クリスマスを取り上げるなんて珍しいな。」と言う。そういえばそうだ。中国にいると、クリスマスなんて関係ないといった感じなのに。時代は変わったのだろうか。私たちは、KAZが見ていた中国アニメを一緒に見始めた。KAZが見ていたのは、不思議な力を持つ少年が主人公の話で、小学生の女子宅に居候しているという設定だ。

その回の話を簡単に説明すると、こうだ。
居候させてもらっているお宅の女子小学生は、サンタクロースの存在を信じているが、魔法少年は信じていない。二人の意見は真っ向に別れ、少年は実在しない証拠を見せてやると、街でチラシを配るサンタクロースのひげを引っ張ったりする始末。頑なにサンタの存在を否定する少年は、「こうなったら、クリスマスイブは寝ないで、サンタが実在するかしないか、はっきりさせよう!と意気込む。

まあ、ここまではありがちなストーリーだ。しかし、ここからが驚愕の展開へと発展する。まさに、ありえない!と叫ばないではいられない結末へ話は向かう。クリスマスイブの日、寝たふりをしていた少年は、サンタの正体を知る。そして翌朝、「サンタが来てくれた!」とプレゼントを持って喜ぶ少女に向かって、こう言い放つ。

「違うよ。サンタじゃないよ。プレゼントを持ってきたのは、きみのパパとママだよ。これが証拠さ。よーく見てみなよ。ほら。」 少年は、過去を映し出す魔法の手鏡を少女に渡した。その鏡には、少女の枕元にプレゼントを置く両親の姿が!!

えええええ???!!!

私は、「サンタは本当にいたんだ!」で話は締めくくられると予想していた。一般的にそういう展開になるのがお決まりな為、親としては子供に安心して見せられる。タイトルは忘れたが、ハリウッド映画で、サンタは実在するかしないかという裁判の話があった。あれも確か、ハッピーエンドで終わっている。そういうものなのだ。子供の夢を壊すようなことをしてはいけない。ましてや、子供向けの番組がそんなことをするとは言語道断!日本だったら、即抗議の電話が殺到するのではないか。更に、もっとありえない!と思ったのが、真実を知らされた少女が大したショックも受けず、それどころか、「パパとママがサンタだったのね!」と両親の愛に感謝して泣くのだ。

えええええ???!!!

真実を知らせた少年も大満足。番組の最後に、テロップで、「パパとママがサンタクロースなんだよ!」と、文字と音声で更なるだめ押し。もう完全にノックアウトだ。息の根を止められた。しかし、すぐはっとして、KAZを見たが、KAZは無反応。衝撃の事実にショックを受けていないか心配したが、どうやら大丈夫だったようだ。

このように、中国では、サンタクロースを安易に信じてはいけないという教育をしているのだろう。サンタが実在するなどという夢物語より、もっと現実を直視すべき。実際にプレゼントをくれるのは両親なんだから、両親を愛せ、そして感謝しろということなんだと思う。両親への感謝や尊敬の心、愛が、愛国心へと繋がるのだろう。これは、本当にカルチャーショックだった。さて、クリスマスまであと1ヶ月。
皆さんのところへ来るのはサンタですか、それとも・・・。
[PR]
by o-chuck | 2007-11-21 13:01 | 一般社会
中国のクリーニング
a0009882_11141542.jpg最近、マンションの敷地内にクリーニング店がオープンした。オープン価格で安くなっているからか、その店はとても繁盛している。我が家も例外ではなく、そのクリーニング店を利用しており、今日はその店のシステムについてお話しようと思う。

この店はプリペイド式になっており、それぞれ100元・300元・500元のカードがある。100元のカードには25元ぶんのサービスがついており、300元のカードには100元、500元のカードは200元のサービスとなっている。

これらは磁気カードではなく、ただのプラスチックのカードだ。機械に通して残高が減っていくというのではなくて、店員さんがその場で帳簿に書き込んでいくという原始的なやり方である。そしてお客がその都度サインをするのだ。

気になるお値段だが、ワンピース(ロング)は15元、スーツは18元、セーターは10元だった。このようなシステムはこの店独自のものなのか、一般的なのかはわからない。また、この店は、仕上がった服をたたんで袋には入れてくれず、そのまま「はいっ。」と手渡す。中国ではそういうものなのか、とても疑問。
[PR]
by o-chuck | 2004-11-18 11:26 | 一般社会
中国北部の冬の風物詩
a0009882_1156465.jpg11月に入ってすぐ、農民たちがトラックいっぱいの白菜を積んで売りにやって来た。これは中国北部の「冬の風物詩」だそうな。このトラックが現れると、人々は「ああ、冬が来るんだな。」と思うらしい。

農村部からやって来た農民たちは、都市部で白菜を売る間はトラックで寝泊りしている。地べたに白菜を山積し、暗くなるとビニールをかぶせてそのまま店じまい。午後8時半頃にはもうトラックの中で熟睡だ。

私たちが住んでいるマンションの住人たちは、白菜をこれまた山ほど買い込み、庭やベランダに丸ごと置いている。聞くと、それは干しているのだそうな。白菜だけでなく、ネギや大根なども干して冬期の保存食として漬物にするという。

夫と同じ会社に勤務する中国人社員は、子供の頃、冬は白菜と大根とネギばかり食べていたらしい。昔は冬になると野菜がなくなったので、漬物として冬期の保存食にしていたようだ。現在では、野菜がなくなるという事はないと思うが、この慣習は今でも残っているという。

白菜の値段は大体、500グラム0.25元。中国は野菜がとっても安いので、農民たちのもうけもすごく少ないことだろう。だから大量に、しかも直接売りに来れる11月は、農民たちにとってきっと大事な稼ぎ時に違いない。

スーパーでは山ほど買えないので、この直売は、ちょうど需要と供給に合っているのだろう。そしてきっと、スーパーで買うよりずっと安いと思う。私も買ってみようか。あるトラックが完売すると、次々とまた違う野菜を積んだトラックが売りにやって来る。

ということで、私も真似して白菜をひとつだけベランダに置いてみた。気分だけでも味わおうという恐ろしく中途半端な行為。でも、なんだかわからないが、私もちょっとだけ大連人になったような気がして面白かった。
[PR]
by o-chuck | 2004-11-17 12:04 | 一般社会
物干し竿
a0009882_138770.jpg大連では、日本にあるような物干し竿を見たことがない。だから、「さお~だ~け~。」などと、あの独特の言い回しで竿竹を売りに来る者もいない。「それじゃ、どんな物干し竿なの?」というところだが、そもそも高層マンションにはベランダがないようである。その代わり、乾燥機があるらしい。

私たちが住んでいるマンションにはベランダがあり、洗濯物はそこで干している。物干し竿は備え付けで、ワイヤーで上げ下げが出来るようになっている。中には、ハンガーが物干し竿に固定されている家もあり、我が家もそのうちの1件だ。便利なような不便なような・・・。

我が家よりグレードの低い家になると、窓の下に物干し竿が固定されている。物干し竿というよりは、タオル掛けのような感じである。更に低い家になると、物干し竿なんて存在しない。外に洗濯ひもで干すのだ。

大連では、洗濯ひもで干す家庭を多く見かける。
きっと、洗濯ひもがまだまだ一般的なんだろう。
[PR]
by o-chuck | 2004-11-02 13:10 | 一般社会
中国のお風呂事情
大連では、あちこち「洗浴中心」と書いてある建物を目にする。これはいわゆる銭湯だそうだ。私たちが住んでいるマンションのすぐ近くにも、洗浴中心がある。中国では、家にお風呂がある家庭はまだまだ少ないので、街のあちこちに銭湯があるというわけだ。

裕福層の家庭には大抵シャワーがついている。また、もっと裕福な家庭には浴槽もあるらしい。中には、浴槽と洗い場が別々の日本式お風呂のマンションもある。中国では、シャワーさえもない家の方が多いのに。だから、我が家のように、シャワーだけでもあったらありがたいと思わなければいけない。

ましてや、シャワーに囲いがあったり、灯暖がついていたりすれば、大家さんの配慮に感謝すべきだろう。「なんで、シャワーしかないんだ。湯船につかりたいよぉ。」と、いつも愚痴をこぼしてすまなかった。夫と大家さん、私は考えを改めるよ・・・

シャワーはあっても、カーテンや囲いがないのが一般的らしいから、洗面所はいつもビチャビチャ。また、シャワーが和式便器の真上にあったりするなど、不便な位置についているマンションもあるという。便器をまたいでシャワーを浴びるなんて嫌だよ。

考えてみれば、トイレが洋式ということも感謝しなければいけない。大抵は和式だもの。最近出来たショッピングモールでさえ、和式のトイレばかりだ。中にはウォッシュレットの家庭もあるかもしれないが、それはもう贅沢というものだよ。中国では。

私たちも含め、快適な家に住んでいる人たちは、このような事情をきちんと把握した上で、「快適な暮らしをさせてもらってありがとう。」という気持ちを持とうではないか。日々、意識が徐々に変化していく自分に気づく今日この頃である。
[PR]
by o-chuck | 2004-10-27 11:34 | 一般社会
中国人にも受け入れられる味
昨日、VIVO.ベーカリーで、英式パン(10元)の半額セールをやっていた。
買いに行くともう既になかったので、私たちは焼きあがりの時間まで待つことにした。この英式パンは定価で売られている時でも、行列ができるほどの人気商品だ。

もうそろそろかなと思い、再びベーカリーに戻ると、もう既に長い行列が出来ていた。そしてあっという間になくなってしまい、私たちまでパンが回ってこなかった。1時間も待ったのに~。教訓。お目当てのパンを買う時は、パンを焼き始める前から並んでおかなければならない。

日本などの外国の味は、意外にも中国で受け入れられている。日本のラーメンはおいしいと評判だし、吉野家も大人気だ。また、大連にはマクドナルドやケンタッキーもたくさんある。これらの外国から進出して来たお店は、決して安くはないにも関わらず、大連でも非常に人気がある。

中国はまだまだ「安かろう悪かろう」だ。安くておいしい物やいい物を探そうなんて無理な話。おいしい物やいい物を買うなら、それなりの出費が必要だ。物によっては、日本より高い物もたくさんある。

しかし、最近は、少々高くても本当に価値のある物を求める中国人が増えてきているのではないだろうか。それが、大連に来て感じた私の印象である。
[PR]
by o-chuck | 2004-10-25 13:21 | 一般社会
中国の携帯電話事情
日本では、携帯電話を持っているからといって、「わあ、この人は裕福なんだ。」とは思わないだろう。むしろ、持っていない方が珍しいぐらいかもしれない。しかし、中国では携帯電話は高級品だ。それなのに、都市部では所有率が高いと雑誌に載っていた。とは言っても、カメラ付き携帯電話となると、所有率がグッと下がるらしい。

中国の携帯電話は本体が非常に高い。日本では本体0円だの1円だのと言っているのに、中国では安くても650元(約9100円)、カメラ付きになれば2000元(約28000円)はする。650元といってもピンと来ないかもしれないが、ガードマンの月収が800元、ビルの清掃業にいたっては月収300元といえば、その価値がおわかりになるだろう。

本体を買ってしまえば基本料金もないし、通話料もそれほど高くはないと言っても、やはり誰でもかれでも気軽に購入できる代物ではないだろう。若者の間では、携帯電話を持つのがファッションになっていて、若い人はほとんど持っている。

私たちは携帯電話を持っていない。社内で携帯電話を持っていないのは、夫ぐらいだ。理由は明確、必要ないから。特に、ほとんどの用事を敷地内で済ましてしまう、行動範囲のひどく狭い私が持つのはもってのほか。まさに、宝の持ち腐れ。「携帯電話が最も必要でない人世界大会」に日本代表としてエントリーしてもいい。

そんな私たちだが、トランシーバーは持っている。
「応答願います。どうぞ。」 ジージージー
「こちら、夫です。どうぞ。」 ジージージー

なあんて、サバイバルで使うようなのではないよ。一見、携帯電話のようなトランシーバー。つまり、トランシーバー機能のPHSだ。PHSは解約してもトランシーバー契約をすれば、電話機がトランシーバーになる。並んだ2台の車で会話する時やスーパーで別行動する時、夫が買いに行って私がどこかで待つ時などに大活躍する。

もちろん、山中でも海外でも使える。
私たちにはトランシーバーで十分だ。
[PR]
by o-chuck | 2004-10-20 11:18 | 一般社会
外国ブランドはおいしい
私たちは、いつも「VIVO.ベーカリー」でパンを買う。ここはちょっと高めだが、日式のパンが買える。「中国のパンはおいしくない。」とほとんどの日本人は言うが、実は中国人もそう思っているようで、焼き上がりの時間になると、大勢の中国人がパンを買いにやって来る。

中国人もおいしくないと思っているなら改良すればいいと思うのだが、なかなかそうもいかないらしい。改良すれば、パンの値段も必然的に高くなり、大部分の人が困るからだそうだ。ケーキにしても然り。

先日の、KAZの誕生日には「カクテル堂」という、日本人パティシエがいる店でバースデーケーキを購入した。シフォンケーキなのでドーナツ型だが、「1歳おめでとう。」と中国語で文字を入れてもらい、ろうそくも1本お願いした。他の飾りは一切なし。

また、バターやハムなども欧米の外国ブランドを買う。日本では、外国ブランドなんてほとんど買わなかった私たちだが、中国では外国ブランドでないと食べられない。フランクフルトはとても食べられたものではない。

言うまでもないが、外国ブランドは中国ブランドの物よりはるかに高い。しかし、いくら安いからといって、おいしくないものは買わない。おいしいものを食べる、それが私の唯一の楽しみだから。
[PR]
by o-chuck | 2004-10-19 10:17 | 一般社会
大連の冬支度
一週間前、大連に寒波がきていて、一時的に少し冷え込んだが、ここ3~4日はポカポカ陽気が続いている。気候がいいのは今月いっぱいで、来月からはもう冬になるらしい。来月中旬から、市が一斉にスチーム暖房を開始すると聞いたが、市がそんなことまで決めるのか。私はてっきりマンションごとかと思っていたのだけれど。

という訳で、我が家のマンションも、本格的なスチーム暖房開始の前に、試行運転をすることになった。水漏れがないか点検するためだ。新築だし、水漏れなんてないだろうと思っていたら甘かった。なんと2箇所も水漏れを発見。すぐ大家さんに連絡し、近々業者に直しに来てもらうことになった。

困ったことに、このスチーム暖房は各家庭で調節できないようだ。暑くても消すことすらできず、24時間ずーっと入りっぱなしだそうな。聞くところによるとすごく暑いらしいではないか。窓を開けるぐらいで、温度調節ができればいいが・・・。

なんせ初めての冬とスチーム暖房。想像もつかない。
ホント、温度調節も消すこともできない強制的な暖房なんてやめてもらいたい。
[PR]
by o-chuck | 2004-10-08 11:06 | 一般社会
ワンオーナーのマンション
大連にも、企業が丸ごと管理しているマンションが幾つかあります。そのほとんどが市の中心にある豪華マンションです。警備も厳しく、サービスもホテルのように行き届いていて、おそらく家具や電化製品も充実しているでしょう。NHKが見られて、日本の新聞や雑誌もあるかもしれません。まさに、そんな所に住めれば、セレブな生活が楽しめるでしょう。

しかし、そんなマンションに住めるのは、外国人のエグゼクティブか中国人でも富豪ぐらいです。一般の中国人や私たちのような現地採用の家族には、とても手が届くマンションではありません。だから、そんな豪華マンションの住民から見れば、私たちの生活ぶりはある意味、衝撃的だろうと思います。「中国にいながらにして、日本とまったく同じ生活が出来る。」という宣伝文句を見たことがありますが、それもあながち嘘ではないでしょう。

私たちが住んでいるマンションは、ごく一般的な中国のマンションです。ドアノブがないし、バスタブもないし、押入れもありません。でも、それが中国のマンションなんです。ここのマンションの住民のほとんどは高所得者層の中国人で、日本人は皆、夫と同じ会社の単身者ばかり。日本語や英語の表示等も当然なく、外国人を意識して作られたマンションではありません。

壁のあちこちは剥がれるわ、カーテンレールは外れるわで、私はその度に「ここは本当に高級マンションなの?」と夫に愚痴を言います。そしていつも、「ここはいい方なの! 君は他のマンションを知らないから、そんなことを言うんだ!」と夫に叱られます。夫が見たり聞いたりした、他のマンションのひどさは次の機会にお話しましょう。
[PR]
by o-chuck | 2004-09-17 12:17 | 一般社会