
KAZは中国語と日本語で、自分の年齢が言える。英語ではまだできない。「How old are you?」と聞けば、「I'm fine!」と答える。いや、違うだろ。それは「How are you?」だ。まあ、いいかと思い、次に、「かあさんは何歳?」と聞いてみた。すると、「5歳!」と答える。「じゃあ、とうさんは何歳?」と聞けば、 「とうさんは・・・80歳!」 あんた、80歳に見えるらしいよ。 すぐそばで、「あははは!」と夫が笑う。いや、笑い事じゃないよ。やばいって。私は5歳に見えるらしいけど(見えるか!)、あんたは80歳だよ? もし、KAZが迷子になって、両親の年齢を聞かれたとき(聞かれるのかしら?)、この子はとうさんは80歳って答えるよ。いいの? で、かあさんは5歳。どんな両親やねん! 私はKAZに5歳と言われ、KAZには私が、自分よりちょっと年上ぐらいにしか見えないのだと都合よく解釈しておいた。決して、精神年齢が5歳という意味じゃないということで。しかし、実際の私はもうオバさんだ。それは人に言われなくても、自分でよーくわかっている。紛れもなく中年だ。肌の老化に敏感なお年頃だ。肌だけじゃないな、髪とか内臓とかの老化にも敏感なお年頃。 「あなたはお肌が気にならないの?」と、肌のお手入れに無防備な夫に聞いてみた。「いやあ、男は気にならないもんだよ。」と言うが、果たしてそうなのだろうか。男性だって、色々老化を感じるはずなのに、まったく気にならないとは。毎日、KAZのみずみずしい肌や髪を間近で見ても、羨ましいとは感じないのだな。その鈍感さが逆に羨ましい。 去年ぐらいから、私はフェイシャルエステに行きだした。老化防止だ。私にとっては決して安くはないが、美容に幾らかをつぎ込むのは致しかたないことだ。自分の年齢を考えたら、悠長にはしていられない。最近の中・高年女性は、皆きれいだ。黒木瞳など、ため息が出るほど美しい。森光子にいたっては、とてもおばあさんには見えない、奇跡に近い美しさ。 もちろん、一般女性だってきれいな方々が大勢いる。私にとって、彼女らは憧れであり、お手本なのだ。歳を重ねても美しい、歳を重ねるからこそ美しい。私が行っているお店は日本独資の店で、エクスフォリエーターを導入している。私は、このエクスフォリエーターが非常に気に入ったので、他店より高額だけれども通うようになった。 この機械を使うと、施術直後だけでなく、しばらくはお肌がつるつるだ。ミクロの汚れまで取ってくれる。ただ、やはり私には高額なので、自分が稼いだお金で、家計に影響しない程度に通っている。これは、家族に対する最低限のマナーだろう。歳を重ねても美しくあるために、未来の自分のために、今、ちょこっとだけ自己投資している。日本に帰ったら、できないかもしれないエステ通い。せっかく、エステが安い中国にいるのだから、存分に通いたい。せめてもの贅沢。 ![]() チップ、いわゆるつけ爪は使わずに自爪ジェルネイルです。「きれいな爪の形をしていますね。」って、店長に褒められちゃいましたよ~。自爪ジェルネイル向きの爪らしいです。てへ。自爪にジェルを塗り、その上に3Dのお花やストーンをつけてもらい、UVライトをあてて固めます。 o-chuck バージョンを軽く説明すると。。。 ピンクにラメ入りで指先キラキラ。宝石のようなストーンを両手に1本ずつつけることによって、さらにキラキラ度アップ。ストーンは大きさバラバラのを爪先に集中させるのがポイント。 また、キラキラだけじゃなく、女の子はやっぱり可愛いお花が好き。キラキラ宝石とぷくぷくした立体的なお花をバランスよく組み合わせることによって、ゴージャス&キュートに。これだけ色々な物をつけてもいやらしくならないのは、ベースがナチュラルなピンクだから。でも、ラメ入りなので、キラキラピンクよ。 さて、気になるお値段は~~日本円にして8850円。高い? でもね、これは3週間から4週間持つし、数日で取れてしまった場合は無料で直してくれます。日本でやるよりは安いらしいですよ。 指先がキラキラしていると、毎日の家事も楽しくなるから不思議。 爪がでこぼこして気にならない?・・・・・全然気になりません。 普通に家事をしても全く影響なし。o-chuck バージョンだと好感度もいいはずなので、子育て真っ最中のママもお洒落を楽しんで下さい。 キレイなママは指先から。私と一緒にネイルを楽しみましょう!! ![]()
なんと、元宵節と「赤ちゃんの会」がぶつかってしまった。私は、流れ弾に当たらないかとヒヤヒヤしながら、KAZとタクシーに乗り込んだ。しかし、街の様子はいつもと全く変わらない。行きも帰りも、花火や爆竹と一度も遭遇しなかった。
明るいうちから花火や爆竹が鳴っていた大晦日とは、少し感じが違うようだ。午後6時頃から外が騒がしくなり始め、午後7時から9時ぐらいまでがピークだった。私はKAZと一緒に、少しだけ窓から花火観賞をした。 そういえば、これがKAZには初めての花火観賞だ。大晦日と元宵節と、続いた今回の花火。KAZの、ちょっと驚いたような表情が忘れられない。私も、家からあんな大きい花火を、しかも間近で見たことがない。 騒ぎは、午後9時を過ぎた辺りから大人しくなり、午後10時にはすっかり治まった。「バンパーン。」、KAZは爆発音が聞こえるたび、そう言っていた。「そうだね。バンバンいってるね。」と相づちを打ちながら、何事もなく元宵節を終えることが出来た。 余談だが、元宵(湯圓)は、ピーナッツと胡麻と黒米のがおいしかった・・・ 今年は明日、2月23日が元宵節だ。元宵節が何の日なのか、私なりに調べてみた。元宵節とは、春節から数えて15日目で最初の満月の日。旧暦のお正月の締めくくりの日なのだそうだ。この日は家族で、元宵(湯圓)という、餡入り白玉のようなお団子を食べるらしい。そこまで調べたところでハッとし、私は冷蔵庫に向かった。冷凍室には、なんと冷凍の湯圓が入っていた。 先日、何気なく買った胡麻餡が入った一口サイズのお団子だ。「これだったのか!」と、私は声をあげた。それからというもの、意識して湯圓をスーパーで探してみたら、あるわあるわ。元宵節が近いとあって、特設コーナーまで設けられていた。 胡麻の他にも、チョコレートやピーナッツ味まで色々ある。有名メーカーの湯圓、スーパー独自の湯圓、本当にたくさんあって、どれを買えばいいのか迷ってしまった。適当に幾つか購入し、明日の元宵節用に備えた。 本当は外に出て、中国の伝統行事を肌で感じたいのはやまやまなのだが、外は寒いし、KAZはいるしで、到底無理な話。というわけで、冷凍の湯圓でも食べながら、一家団欒といこう。 KAZは爆竹を覚えたようで、遠くで爆発音が聞こえると、「バンバン!」と言うようになった。中国で育っているならではだ。面白いなあ。
「大晦日は大したことなかったね。」と夫が言った。
「いつの間にか寝ちゃってて、夜中にふと目を覚ましたら、静かになってたよ。」 「え、なに、あんた寝てたの? あの戦火の中!」と私はびっくりした。 「私なんて、チェチェンの紛争を心配していたというのに!」 「チェチェン? なんでチェチェン?」と夫は目を丸くした。 うん、まあ、そうだろう。春節にチェチェンの心配をしていた人なんて、私ぐらいのもんだろう。 それにしても、元旦は拍子抜けするぐらい静かだった。時折、遠くで銃声(本当は爆竹)が聞こえたぐらいで、さほど気にはならなかった。場所にもよるのかもしれない。この辺は郊外で、人が大勢集まるような所ではないのだ。 大騒ぎしそうな学生たちも、1月下旬から故郷へ帰っている。春節は皆、休みかというと、最近はそうでもないらしい。元日の朝から、祭りの残骸を掃除してくれている人たちがいた。近くのスーパーも開いている。その代わり、閉店時間は普段より早い。 市の中心も、色々開いているお店があるらしい。春節はどこも休みというのは、もはや過去のことなんだろうか。春節も働かされる人々のことを思うと、少し切ない初めての春節。
昨晩は想像を絶するものだった。どこかの紛争地域に迷い込んでしまったのかと思うぐらい。うるさいってものじゃない。言葉でどう表現すれば、皆に伝わるのだろう? 街のあちこちで、ダイナマイトが爆発し、空が真っ赤に燃え、銃声が飛び交う。遠くでサイレンが鳴っているような・・・救急車か、消防車か。ついに、負傷者が出たか?
そんな想像をもしてしまう晩だった。どーん、どーんと地鳴りのような音。 「奇襲を受けたぞ! 防空頭巾を被って、みんな早く防空壕へ逃げ込め!!」 冗談ではなく、まさにそういった感じ。 紛争が絶えない地域など、これが日常茶飯事なのではないか? 祝いの音だというのに、私は遠くの紛争地域のことを思った。午後10時頃まではましだった。だんだん午前0時に近づくに従い、継続的に続く爆音。もはや「パンパン」ではない。どーん、どーん!という爆撃音。地鳴りだ。 午前0時半、やっと静かになる。その間、KAZは・・・熟睡。驚くことに、KAZは全然ぐずらなかった。ちょっと落ち着きがなかったって程度だ。KAZが寝入る前に、夫の耳あてをつけさせ、その上に毛布をかぶせ、私が抱くようにして寝かせたが、そのままずっと寝ていた。 今朝も、午前7時には機嫌よく起床。 あんたはたくましいよ、KAZ。将来、大物になれる素質十分だわ・・・
ついにやってきました、恐怖の大晦日。
私たちは何の対策も見出せないまま、今日という日を迎えた。既に、午前7時頃から遠くの方で爆竹が鳴っている。午前9時前には、マンションのすぐ近くで打ち上げ花火が始まった。 こわごわ迎えた大晦日だが、やはり春節はめでたい。我が家の玄関にも、繊細な細工を施したきれいな正月飾りを飾った。金粉がちりばめられており、なかなか豪勢だ。この際、真っ赤なぼんぼりも欲しいと夫に訴えたが、見事に却下。 つまらん。 大晦日には水餃子を食べるという情報を入手。それならば我が家でも水餃子を作ろうと、スーパーへ買出しに出かけた。早速、餃子コーナーに行くと、餃子のたねが作って売られていたので、「こりゃ簡単!皮につめるだけで手軽に本場の味が楽しめる!」と、餃子の皮(いかにも手作りっぽい)とセットで購入。 こちらの皮は日本で売られている皮とは違い、柔らかくてもちもちっとしている。だから、作っている最中に皮がひび割れすることもなく、水をのり代わりに使用しなくてもくっつく。しかも粉っぽくないので、手が真っ白になることもない。 私がせっせと餃子作りに精を出している間、夫はKAZの世話係に任命。たくさん出来たので、いつもお世話になっている夫の同僚に少しおすそわけ。「大晦日に食べるのよ♪」 一昨日は焼き餃子にして食べてみたが、これが結構おいしかった。 今晩は水餃子だ。そして、日本の紅白歌合戦のような、中国の「大晦日恒例番組」を、鳴り響くであろう爆竹音をバックに見ようと思う。春節用にお菓子とビールも用意した。特にバナナチップは最高だ。 では、皆さん、よいお年を・・・なんて中国でも言うのかな。
今年は2月9日が春節だ。私たちにとっては初めての春節。「中国で、しかも爆竹が許されている大連で春節を過ごせるなんて羨ましい!」と思う方がいるかもしれない。しかし、私は楽しみな半面、ちょっと気が重い。
その理由は爆竹。昨晩、いつもは静かなマンションの敷地内で、あちこちで花火が上がったり、バンバン!と爆竹が鳴った。春節まであと1週間になったからだろう。 もしかして、春節が終わるまで毎晩爆竹を鳴らし続けるのか? 春節までまだ数日ある昨日でこれじゃ、大晦日の晩はどうなる? 午前0時を回ったら・・・?! 考えるだけで恐ろしい。きっと、KAZが怖がって大泣きするに違いない。大晦日は大人も子供も徹夜だと聞く。一晩中大騒ぎされたら眠れやしない。私の取り越し苦労で終わって欲しいものだが・・・ しかし、夕べ、「玄関に飾るように。」と正月飾りを持ってきた大家さんの奥さんに、「春節は爆竹音がすごいから、KAZに注意してあげて。」と言われた。その言葉で一気に不安が増す。上の階にはKAZよりずっと小さい、生後間もない赤ちゃんもいる。 赤ちゃんや小さい子のいる家庭は、どこも憂鬱だろう。
先週末、星がとてもきれいだったので、私はひとりでベランダに出て星空を眺めていた。北京や上海などの中国の他の都市に比べて、大連は空が青いと人はいう。北京や上海の方が発展していて、生活には便利そうだが、青空がないというのは私にとってはマイナスである。
生活が多少不便でも、私には青空が必要だ。毎日、どんよりした灰色の空では気分がめいってしまう。大連は星もきれいだ。星がきれいな地域に住む方々からすると、大したことがないと思うかもしれないが、星があまり見えない地域の住民からすると、「わあ、きれい!」と言うだろう。 細かな小さい星まで見えるんだから、大連は星がきれいな都市だと私が認定しよう。冬は星がよく見える季節。寒いけど、しっかり防寒してちょっと空を見上げてみては如何か。午後9時半頃、東の空に大きなオリオン座が見えます。 < 前のページ次のページ >
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