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小学校卒業までにいくら貯めないといけないか?
8日、都内の私立中学の初年度納付金が発表された。平均額は92万2870円で、昨年度より266円下回ったらしいが、そんなの下がったとは言えないよ。高いところになると、182万や143万はするらしい。ちなみに一番安いところは54万8000円。一口に私立中学といえども本当にピンきりだ。だいたい100万円ぐらいはかかると考えればいいか。

親にしてみれば、私立ならどこでもいいというわけにはいかないだろう。それぐらいの大金をはたいてでも子供を通わせたいと思えるような魅力的な学校じゃないと。まあ、これは中学に限ったことではないが、特に小中学校受験ならそういう傾向は強いように思う。だって、何が何でも私立じゃないといけないってことはないから。お金に余裕がある人は別かもしれないが、ほとんどの親は自分自身にはお金をかけず、子供の教育のためにせっせと貯金しているだろう。そういう私も、いつもみすぼらしい格好をしている。

さて、子供を中学から私立に行かせる場合、どれぐらいお金が必要になるのか?ちまたでは、小学校卒業までに、500万から1000万は貯金しようという話もあるが、私も色々調べた結果、やはりそれぐらいは必要だろうと思う。だいたい中高6年間で、450万から500万ぐらいの費用はかかると考えておくべきだ。さらに大学にかかる費用まで考えると頭が痛くなる。大学はぜひとも国公立にと心底願うばかりだ。
# by o-chuck | 2010-12-09 15:13
ナナメな関係
KAZが通っている小学校は年々児童数が増え、教室が足りなくなっている。なぜ、こんなに児童が増え続けているのかというと、私たちが住む街は住環境が整っているため、非常に人気が高い街なのだそうだ。周辺には大きなマンションはないのだが、どんどん新築戸建が立ち並び、若い世帯が次々入居してくる。さて、そのKAZが通っている小学校だが、縦割り教育を行っており、一年生から六年生まで同じ地区の児童たちが集まって色々な活動をしている。皆で一緒に遊んだり、一緒にお弁当を食べたり、公園の清掃活動なども行う。昔と違って兄弟姉妹の数が減り、今の子供たちは二・三人兄弟姉妹の子たちが多くなった。だから、このような縦割り教育はとても重要な意味を持つ。

また、自治会には子ども会もあり、大学生のお兄さんやお姉さんたちがボランティアで、毎週土曜日、子供たちと一緒に遊んでくれる。また、学生たちとのクリスマス会やハイキングなどの行事も定期的に行っており、この、親や先生でもない「ナナメの関係」の大人たちと接することは非常にすばらしいことだと思う。子ども会の趣旨に賛同している私は、土曜日には塾など習い事は入れないようにし、KAZのこころの教育も大事にしている。二月にはお泊り会も予定しており、甘えん坊のKAZが初めて両親と離れて一泊する。私たちの心配をよそに当人はとても楽しみにしている。心から信頼している学生たちと一緒なら、私たち両親がいなくても平気らしい。このお泊り会を通して、KAZはきっと二倍にも三倍にも成長するだろう。
# by o-chuck | 2010-12-05 11:11
あなたはがんばらなくていいの?
私がKAZに塾の入室テストを受けさせたいと夫に話したら、「あまり勉強ばっかりさせてもなあ・・・」と夫が言うので、思わず、勉強ばっかりさせてないよ!と反論した。習い事はテコンドーと中国語だけで、その他の平日は学校の友達らと遊んでいる。この間も、午後5時にある友達の家を出てから、また別の友達の家にハシゴしたので、きつく叱ったばかりだ。最近の日の入りは4時半なので、必ず4時半には帰るようにも約束させた。家庭学習といえば宿題と通信教育だけ。テレビゲームは禁止している(欲しがっても買わない、もちろん親もやらない)が、テレビだって自由に見させている。塾と言ったって、低学年のうちは週に一度、午後6時までだ。それを「塾通い=勉強ばっかりさせてかわいそう」という図式にされてはたまらん。

そもそも、6・3・3の12年間の教育の中で、小学校教育が一番大切だというのが、夫と私の共通理解だったはずだ。小学生が勉強するのは当然だし、非常に大切なことなのだ。私は以前から、教育関連の本や記事を読むのがとても好きなのだが、最近は特に小中学生の教育に強く関心を持っている。そして、それを自分の息子に当てはめて、いったい何をどうしたらいいだろう?と色々模索する。

例えば通塾。通塾させるとしても、何年生からにさせようかとずっと悩んできた。3年生からにしようか? 3年生からだと4教科の授業になるから、いきなりはきついか? 1年生からはいくら何でも早いかなあ、ひらがなもろくに書けないのに入室テストだなんて無理か・・・と色々考えあげたあげく、2年生からに決めたのだ。決して昨日今日の思いつきで受けさせたのではない。

先月30日、ある有名公立中高一貫校の、来年度の入学志願者に対する倍率が発表された。なんと14.8倍というのだからすごい。今、それだけの小学生ががんばっているのかと思うと、自分の子はがんばらなくていいのかと考えてしまう。それだけがんばっている子供たちがいることを頼もしくも思い、また同時に焦りも感じる。まさに、自分が小学生だった頃とは時代が違うのだ。

先日のこと。2学期の授業参観(算数)に行ったのだが、ちょっと思うことがあった。まだ小学1年生の2学期の段階で、既に差がついているのだ。一番後ろの席で、数字カードをいじりながら授業に集中していない子がいる一方で、積極的に授業に参加している子もいる。授業に積極的に参加していても、スラスラと足し算・引き算の問題が答えられる子もいれば、時々間違うんだけど声に出して言ってみる子、答えに自信がないのか口だけ動かして声を出さない子。子供の性格もあるだろうが、親としては、遊ばないできちんと授業を受けてくれよと思うだろう。
皆さん、がんばっている子は本当にがんばっているよ。
# by o-chuck | 2010-12-02 11:34
形だけの試験?
私がKAZに中学受験をさせたがっていることを知っているのは、リアル世界では二人しかいない。一人は当然夫だが、もう一人はKAZの中国語の先生だ。先生のお子さんも、中学受験を目指して塾で猛勉強中だと話してくれたから、「実は私も入れたいと思っている。」と打ち明けた。昔と比べて、中学受験はそう特別なことのようには感じなくなった。公立までもが、中高一貫教育を始めた時代だ。私立に比べると数は圧倒的に少ないが、公立が参入した為に今までより選択肢が広がった。あまり中学受験にはいい顔を見せなかった夫ですら、「公立の中高一貫教育ならいいな。」と言う。

私も夫も、KAZは塾の入室テストに合格するだろうはと思っていたが、その理由はお互いに違った。夫は「どうせ形だけのテストで誰でも受かる。」と考えていたから。私は「KAZは基礎ができているから。」だ。KAZの毎日の勉強は私が見ている。だから、KAZの実力や学校でどこまで漢字を習ったかなど、すべて把握している。基本を抑えているから大丈夫と信じていたが、書留で返された答案用紙を見て、よく合格したなあと思うぐらい、難度が高い問題だった。例えば、制限時間二十分という短い時間の中で、長文読解がたくさんあり、まだ習っていない漢字もあった。当然算数も問題数が多く、考える時間が足りなかっただろうと推測できた。

この難度の高い問題を見て、夫が言う「形だけの試験」ではないだろうと思った。実は私には、低学年のうちに受けさせたほうが入りやすいのではないかという思惑もあったのだが、果たしてどうなのだろう。さて、答案用紙の他、成績表も送られてきたわけだが、これがまた細かいのに驚いた。ただ、合格不合格の判定だけではなく、KAZの成績を通塾生に当てはめた場合の偏差値や平均点などがグラフで示されていた。その偏差値や平均点のみんな高いこと!当然KAZは最低に近い偏差値からのスタートだが、入塾してどれぐらい成績が上がるのか楽しみでもある。

みんな楽しく塾に通っていると聞くが、本当かなあ?KAZも勉強が好きになるのかなあ・・・などと一抹の不安を抱えながらも、より一層親のサポートが必要になるのは言うまでもない。
# by o-chuck | 2010-11-30 09:47
勉強する習慣をつけさせたいのだが
「低学年のうちから勉強する習慣をつけさせよう。」などと、色々あちこちで目にしたり耳にしたりするが、これがなかなか難しい。クラスの保護者会で、「うちの娘は自分から進んで机に向かうんです。」という親御さんがいて非常に感心した。実際、「勉強は楽しい。」と言う人たちを知っているし、私自身、勉強は本来楽しいものなのだとは理解している。だが、勉強は楽しいと言って、自ら机に向かう子供は少数派じゃないか。そういうKAZも、実は勉強があまり好きではない。だから私は毎日、勉強しろと口うるさく言っている。しかし、KAZの父である夫は、子供のときから親にあまり勉強しろとは言われなかったらしい。それなのに、全国でも有数の進学校を卒業しているからびっくりだ。

義父に確認すると、「確かに言わなかった。その代わり、点数が悪くて悔しいなら頑張りなさいとは言った。」と話してくれた。また、義父はこんな話もしてくれた。夫が中学生の頃の話だったが、テストで一番じゃなかった時、夫は義父にこう話したという。「一番じゃなくてよかった。一番だったら、それより上ははないから。」
義父はその時とても感動したという。でも、ごめん。私はそれほど感動しない。私ならこう考える。「一番より上はないなんて、そんなことはない。一番でい続けるのはとても大変なこと。自分自身がライバル。」

二番でいいなんて言ってちゃダメだ。二番を目指していたら、二番にもなれない。現在は夫もそういう考え方なので、中学生の頃と考え方がちょっと変化したらしい。話はそれるが、校内に掲示してあった子供たちの運動会の目標を見て、私たちはずっこけた。一年生は皆、「かけっこで一番になるぞ!」と元気よく書かれてあるのに対し、四年生になってくると、「三番になりたいです。」や「二番を目指します。」などと書いている子が結構いるのだ!なんで、三番なの・・・?要するに、現実を考えると一番は無理だから二番を目指す、ぎりぎり入賞(三番以内)できればいいってことなんだろうと思うが、あまりにも目標が低すぎるよ!!
# by o-chuck | 2010-11-29 16:38