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国語は難しい
KAZが塾から持ち帰った国語の問題。宿題なのか家庭学習なのか、いまいちよくわからいないが、解答をもらってきているので、それを見ながら私が赤鉛筆でマルつけをしている。先生は「見ました。」という印を押して返却するので、宿題だと位置づけしてもいいのかもしれない。でも、宿題だろうと家庭学習だろうと、そんなことはどっちでもいいと思い、算数も国語も私が採点をしている。

算数は答えがひとつしかないので採点しやすいのだが、問題は国語だ。漢字ひとつにしても、「なんか変だな。バランスが悪いんだよ。書き直し!」だの、「書き順が違う!消して!」など細かく採点している。夫は「そんなに細かく言わなくても・・・。だんだんときれいに書けるようになるよ。習字じゃないんだよ?」と、半べそをかいているKAZの肩を持つ。私だって、どこまでがOKでどこまでが書き直しなのか、自分でもよくわからない。

そして一番問題なのが、何といっても記述問題だ。模範解答と照らし合わせ、重要なポイントが書いてあればOKとしているが、「主人公はどんな気持ちだったのでしょう?」などという、自由な発想の記述問題だともうお手上げ。マルなのかどうなのかさえ、よくわからない。KAZの解答には余計な記述があるが、これは許容範囲だろうか?「うれしかった気持ち?うれしい気持ち?」、どちらでもいいのかしら・・・

結果、答えは「わからん!!!」

とういうことで、「とい9 この答えでもマルでしょうか。 母」と付箋にメモ書きをし、しおりのように貼り付け、先生に見せるようにKAZに伝えた。先生がペラペラとページをとめくり、「見ました。」という印だけ押して返されたら困るからだ。授業が終わり、塾まで迎えに行くと、先生が「KAZくんのお母さん、いらっしゃいますかー」と呼んでいるので、「はい、私です。」と先生に近づいた。きっと、答えを教えてくれるのだろう。期待。

それもあったのだが、違った。「KAZくんは今日、漢字テストでクラスでただ1人、満点を取りました。ほめてあげて下さい。字もきれいです。」という、まさかのうれしいお言葉だった。実は、数日前から、算数に加えて漢字練習も毎日行っていたのだ。これも塾からの教えで、毎日1字でかまわないので、漢字の練習もさせるようにということだった。

毎日1ページだときついが、1字でもいいとのことなので、私はKAZに2~3字の新出漢字を毎日練習させた。ただただ、毎日、漢字練習帳の一行にぴったり収まるように、漢字を2~3字書かせただけ。だから、本当に毎日1行しかしていない漢字練習法で、クラスでただ1人の満点を取ってしまったのだ!

更に、「このままがんばれば、きっと上のクラスにあがれます。」という先生のありがたい言葉をいただき、俄然今度のクラス昇降テストに向けてやる気が出てきた。先生は、「私は厳しいんですけど・・」と仰っていたが、私も負けず劣らず厳しい母兼先生だと思っている。今後もこの調子で毎日10分、算数と漢字練習を続け、難しい問題は先生に聞いて、最下位クラスから脱出だ!
by o-chuck | 2011-03-02 11:40


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