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初めての分数
先日、KAZが塾で分数を習ってきたので、その日のうちに軽く家で復習をさせた。KAZは「僕は分数が苦手なんだ。」と言うので、私はすかさず反論した。「今日、習ってきたばかりなんだから、できなくて当然なんだよ。この段階で、分数が苦手だと決め付けるのはおかしいよ。」と。しかし、彼は続ける。「でも、塾で当てられた問題は全部間違えた。他の子は正解ばかりだったから、僕は恥ずかしくてもう手をあげる勇気がなくなってしまった。」

「そうなの。でもそれは、その子たちが予習をしてきているからかもしれないし、学校で既に習っているからなのかもしれない。あるいは、とても飲み込みの早い子たちなのかもしれない。あなたが1度習っただけでは理解できないなら、家で何度もやればいい。あなたができるようになるまでね。」、私はそう答えた。

今はまだ、分数をよく理解していないので、来年の組み分けテストまでにコツコツやるつもりでいる。そのうちきちんと理解して、分数の計算も満点が取れるようになると思うのだが、そうなるまでに頑張った彼の努力を私は決して忘れない。そして彼自身も、同じ問題でまた間違えてしまい、悔しくて流した涙を、きっと懐かしく思い出すことだろう。

KAZは言う。「僕、すぐ泣くんだ。」

「知ってる。」私が答える。

「でも、すぐ笑うんだ!僕!」
# by o-chuck | 2012-11-25 13:44
2つのテスト
今月は2回もテストがあった。ひとつは塾の定期テストで、もうひとつは初めての公開模試。公開模試は算数がよくできていたが、国語はあまりできていなかった。とはいえ、めちゃくちゃ悪いということもなかったので、これから挽回できればいい。

定期テストのほうは、今ひとつの成績だったにも関わらず、クラスが落ちることもなく、現状維持だったので驚いた。速報で結果を知っただけで、成績表はまだ頂いていないのだが、みんなあまり良くなかったのかなあ。それにしても、今ひとつの成績だったのに現状維持なんて、クラスは本当に関係ないんだなあとしみじみ思う。

あの成績で、「やった!現状維持!」などとKAZに浮かれてしまっては困る。私、厳しいかな・・・
先日、塾のアンケートで、私は「目標はクラスの現状維持。」と書いてしまった。反省。もう、KAZが最上位のクラスに在籍していることぐらいで喜んでいてはダメだ。次の目標・・・そうだな、国算2強科で、偏差値60点をとることかな。次回のテストは来年の1月。まだちょっと先だ。
# by o-chuck | 2012-10-30 16:03
質が異なる授業内容
先日、KAZが、学校から国語のテストの答案を持って帰って来た。それは読解問題のテストで、私が満点かあと思いながら見ていると、「4番を間違えた人はとても多くてね。もしかすると、4番の問題が正解だったのは僕ともう一人だけだったかもしれないんだ。」とKAZが言う。4番・・・?それは、文中から答えを抜きだす問題だった。

「そうなの?それはすごいね。KAZはいつも塾で難しい問題をやっているから、それに比べれば学校の読解問題なんて、簡単なんじゃないの?」と私が聞くと、「うん、へっちゃら~♪」とKAZは明るく答えた。学校で行うテストは基礎力を問う問題なので、しっかり基礎ができていれば、さほど難しくはないだろう。とはいえ、やや発展的問題もあるだろうから、それが4番だろうか。

塾での勉強はまったく異質である。「学校で成績がいいから塾でもいい。」ということは決してなく、塾で勉強しているから、学校の成績も上がるというものでもないように思う。なぜならそれは、KAZが通う塾が進学塾だからだ。算数も国語も、学校で習う内容とは大きくかけ離れ、難度の高い問題ばかりをやっている。

特に国語にいたっては、「大人でも難しい」レベルの読解問題だ。夫が、「小学生に、ここまで答えさせないといけないの?」と言うので、私は「難しいことをやらせているのはわかってる。できなくても仕方がない問題だということもわかってる。」と答え、模範解答を片手に、できるだけ模範解答に近い解答をKAZから導き出す。

私が、「誰が?」「誰の?」「いつ?」と細かくKAZに質問すると、彼は「先生と同じことを言う~」答える。先生もやはり、細かいところまで解答を導き出そうとしているのだ。「中学受験をしようと思ったら、こんな問題もやらないといけないのかなあ。」と夫がよく言うのだが、まさにそのとおりだと思う。

わかりきったことではあるが、KAZが通う塾は「受験指導の塾」であり、単なる成績向上のための塾ではない。最近、それをしみじみ痛感しており、「塾で先に学習したから、学校の勉強がおろそかになる」という心配はうちにはないと考えている。そもそも、先取り学習とは言えないもの。質が違うんだから。
# by o-chuck | 2012-10-01 12:01
母の奮闘~読書をさせよう~
KAZはちっとも図書館に行こうとしないので、私が適当な本を彼のために数冊選んで借りてくる。そして、何も言わずにリビングテーブルの上に置いておくのだ。そうすると、「あ、何か借りてきたの?」とKAZは本を手にする。そういうことを何年も続けてきたのが功を奏したのか、最近では「この本、面白かった。シリーズで読みたいから続きを借りてきて。」と催促するようになった。また、「お母さん、これらの本はもう読んだから、家で読む本をまた借りてきて。」と言い、KAZは学校で読む本と家で読む本を分けている。

私が選んだ本を、KAZに「面白い。」と言ってもらえると嬉しいので、私も本選びに懸命になる。そしていつか、自ら図書館へ足を運び、自分で選ぶようになってくれるのを期待している。KAZが学校の図書室で見かけたけれど借りなかった本などを、偶然私が借りてくると、「この本、読んでみたら面白かった。」と見直すきっかけにもなっている。

そして、だんだんと字ばかりの本も読むようになり、最近は中学年向けの本を読んでいる。今までは、挿絵が豊富な低学年向けの本ばかりを好んでいたので、こういった成長が私は何より嬉しい。読書と塾の授業のおかげで、以前より語彙力や読解力がついてきたように思う。塾の国語の授業は、文章を書かせる問題ばかりで大変なのだが、このような「訓練」で実力がついてきたのだろう。

さて、来月はいよいよ初めての全国模試を受ける。去年から言っていたように、この日をひとつの目標にがんばってきた。なにせ初めての全国模試だから、結果を色々分析して、今後の勉強に役立てるつもりだ。KAZは塾内では上位にいるが、果たして「外」ではどうだろう? わからない。わからないからドキドキする。
# by o-chuck | 2012-09-26 11:43
エコ意識高まる
つい先日から、やっと我が家の太陽光発電システムが稼動し始めた。稼動してからずっとぐずついた天気が続いているので、効率のほどはまだよくわからない。自治体から支給される助成金申請に時間がかかったり、太陽光パネルの入荷待ちや電力会社との契約の関係で、稼動時期が大幅に遅れてしまったのだ。

今回、太陽光パネルを設置してわかったことは、小雨や曇りの日でも意外と発電するということだ。少なくとも冷蔵庫ぐらいは動かす発電量はあるのだから、たいしたもんだ。さすがに、ザーザー降りはダメだけどね。しかし、夕陽でもわずかに発電するし、これは電気代の大幅値下げが期待できるかな?

家族みんな、毎日発電量を気にしており、私もわくわくしながらチェックしている。モニターを見ながら、「今日はあまり発電していないから、テレビをつけるのを控えようかな?」と思ったりして、いつも以上にエコを意識するようになった。

助成金が支給される条件として、2年間、自治体へ報告書を出さないといけないのだが、個人的にも記録をつけていきたいと思う。また、KAZにも「色々な角度から調べて、来年の自由研究にしなよ!」と、話している。彼が本当にするかどうかはわからないけれども。

主婦としては、初期費用に多額のお金がかかったのだから、何年で元が取れるのかもおおいに気になるところではある。・・・ではあるが、やはり社会に貢献しているという気持ちがあるので、何年で元が取れるか?という計算はやめておこう。
# by o-chuck | 2012-09-25 18:15